嚙み合わせ

噛み合わせとは?

噛み合わせとは、上下の歯が接触する際の位置関係や咬合関係を指します。お口の重要な機能は噛み合わせが作り出します。歯の正常な噛み合わせが健康的な食事とお口の環境を作り出します。
当院の矯正歯科では見た目はもちろんですが、噛み合わせの機能を回復させる治療を行います。正しい噛み合わせは、健康的な食生活とお口の環境を作り出し、生涯にわたって自分の歯で食事を楽しめる基盤となります。

こんな方におすすめ

  • 朝起きた時に顎が重い、痛いと感じる方
  • 歯ぎしりや食いしばりの自覚がある方
  • 慢性的な頭痛や肩こりにお悩みの方
  • 口が開きにくい、顎がカクカクする方
  • 食事の際に噛みにくさを感じる方
  • 歯並びが気になる方
  • 発音がしにくいと感じる方
  • 歯が摩耗している、欠けやすいと感じる方

当院の噛み合わせ治療における特徴

日本矯正歯科学会認定医による治療

当院でのワイヤー矯正治療は日本矯正歯科学会認定医の歯科医師が治療にあたります。認定医の専門的な知識と技術で、患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療を行います。

最新ソフトのデジタル矯正

当院のマウスピース矯正ではデジタル矯正のSure Smileの治療を行っています。高精度な口腔内3Dスキャナーを利用して、お口の中の3Dデータを撮影します。口腔内3Dスキャナーの3DデータとCTレントゲンの3Dデータを融合させて、歯の動きを正確に計算し、治療開始から治療後までのシミュレーションを行います。

マウスピースで周りから目立たずに治療

透明なマウスピースを使用するため、治療していることが周りから分かりにくいです。歯のお手入れや食事時はマウスピースを外して生活できます。従来の印象採得は行いません。

噛み合わせ治療のメリット

しっかり噛めるようになります

正しい噛み合わせになると、食べ物をしっかりと噛み砕くことができるようになります。よく噛むことで消化が良くなり、体に栄養がしっかり届くようになります。また、よく噛むことは脳にも良い刺激になることが期待できます。

歯磨きがしやすくなります

歯並びが整うと、歯ブラシが歯の隅々まで届きやすくなります。そのため、虫歯や歯周病になりにくくなり、歯を長持ちさせることが期待できます。お口の中を清潔に保ちやすくなります。

顎の負担が軽くなります

適切な噛み合わせは顎の関節への負担を軽くします。顎の痛みや口を開けにくい症状が楽になることがあります。顎の筋肉は首や肩の筋肉とつながっているため、頭痛や肩こりが楽になることもあります。

当院の噛み合わせ治療の流れ

患者さんの気になる部分をお聞かせください

初回は、患者さんの気になる部分をお知らせください。歯科医師が歯の状態やお顔の状態から、噛み合わせの治療が必要かどうか、治療するとしたらどんな治療方法が良いのかを診断します。この時点で治療にかかる期間や費用をある程度お伝えします。

歯の撮影・診断を行います

高精度な3Dスキャナーでお口の中をスキャンし、3次元データにします。小型のカメラをお口の中に入れて、撮影します。数分で完了します。必要に応じてCTレントゲンも撮影します。従来の型取りは行いません。

治療計画をご提案します

検査の結果をもとに、歯科医師が詳しく診断を行います。患者さんの症状や生活に合わせて、矯正治療、スプリント治療、被せ物の治療などの中から適切な治療方法をご提案します。治療の期間や費用についても詳しくご説明します。

不正咬合の種類と症状

叢生(そうせい)

歯が重なり合ってガタガタしている状態です。歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病になりやすくなります。マウスピース矯正やワイヤー矯正により、適切な歯列に整えます。八重歯も叢生の一つです。

上顎前突(出っ歯)

上の前歯が大きく前に出ている状態です。外からの衝撃で歯が折れやすく、発音にも影響します。矯正治療により、上下の歯の位置関係を正常に戻します。

下顎前突(受け口)

下の前歯が上の前歯より前に出ている状態です。食べ物を噛み切ることが難しく、発音にも影響することがあります。早めの治療が大切です。

開咬(オープンバイト)

奥歯で噛んでも前歯が噛み合わない状態です。前歯で食べ物を噛み切ることができず、舌癖の改善も必要となることがあります。

過蓋咬合

上の前歯が下の前歯に大きく覆いかぶさっている状態です。顎関節への負担が大きく、歯の摩耗も進みやすくなります。

噛み合わせの問題が引き起こす症状

お口の中への影響

噛み合わせが悪いと、歯がすり減ったり、欠けたりしやすくなります。また、歯がしみるようになったり、噛むと痛みを感じることもあります。歯茎が腫れたり、歯周病になりやすくなることもあります。歯ぎしりや食いしばりをしていると、歯を支えている骨にも負担がかかってしまいます。

顎への影響

顎の関節に問題が起こり、口を開けにくくなったり、顎がカクカクと音を立てるようになることがあります。顎が痛くなったり、大きく口を開けられなくなることもあります。

体全体への影響

顎の筋肉は首や肩の筋肉とつながっているため、噛み合わせの問題は頭痛や肩こりを起こすことがあります。腕がしびれたり、腰が痛くなったりすることもあります。食べ物をしっかり噛めないと、栄養の吸収も悪くなってしまいます。

治療方法について

矯正治療

歯の位置を正しく調整し、適切な咬合関係を作るために行う治療法です。マウスピース型矯正装置やワイヤー矯正を使用して、歯並びと噛み合わせを同時に整えます。当院では透明で目立ちにくいマウスピース矯正も選択可能です。

スプリント治療(ナイトガード)

歯ぎしりや食いしばり、顎関節症の症状がある場合に行う治療法です。患者さん専用のマウスピース型装置を作製し、就寝時に装着することで顎の位置を調整し、歯や顎関節への負担を軽くします。

補綴治療

歯の欠損や既存の被せ物が噛み合わせに影響している場合に行う治療です。クラウン(被せ物)、ブリッジ、インプラントなどを用いて、噛み合わせの高さやバランスを適切に調整します。

咬合調整

歯の噛み合わせのバランスが崩れている場合に、歯の表面をわずかに調整することで咬合力のバランスを整える治療法です。歯や顎にかかる不均等な力を軽くし、適切な噛み合わせへと導きます。

デジタル技術を活用した精密治療

当院では、最新のSure Smileデジタル矯正を導入しています。高精度な口腔内3DスキャナーとCTレントゲンの3Dデータを融合させることで、歯の動きを正確に計算し、治療開始から治療後までのシミュレーションを行います。従来の型取りは不要で、患者さんの負担を大幅に軽くできます。
現在の歯並びから治療終了時の歯並びをコンピューター上で視覚化し、歯の動かし方をシミュレーションして治療計画を作成します。このため、治療前に仕上がりのイメージを確認していただくことができます。

噛み合わせ治療でお悩みの方へ

当院の矯正歯科では噛み合わせ機能を回復させる治療を行っています。一般的に歯列を治療するイメージがありますが、噛み合わせを治療した結果、歯列の審美面も美しく整います。歯の美しさは機能性に裏付けされて初めて実現します。
当院では無理に矯正治療を勧めることは一切ありませんし、他に相談したい方がいたら是非相談してから決めてください。ご安心ください。患者さんお一人おひとりが大切にする価値観によりそい、お一人おひとりにとってよりよい治療を行います。
茗荷谷駅から徒歩1分の好立地で、平日は夜まで、土曜日も診療しております。チームラボの最新技術を導入した待合室では、お子様も楽しくお待ちいただけます。マイナス1歳から100歳まで、茗荷谷の小さな大学病院として、歯を守る専門家チームで患者さんの健康を守ります。