よくある質問

親知らずは抜く必要がありますか?

親知らずは、すべての方が抜く必要があるわけではありません。まっすぐ生えていて、しっかり噛み合わせに関与している場合は、抜かずに経過観察できることもあります。
一方で、横向きや斜めに生えている親知らずは、となりの歯を圧迫して虫歯や歯ぐきの腫れを起こすことが多く、早めの抜歯が望ましいケースもあります。

当院では、CTで根の形や神経との位置関係を正確に確認し、「抜くべき親知らず」と「残せる親知らず」を丁寧に見極めたうえで、患者さんと相談しながら治療方針を決定しています。

また、大学病院の口腔外科出身の歯科医師が多数在籍しており、他院で「抜けない」と言われた親知らずの抜歯にも対応しています。
痛みの少ない麻酔や静脈内鎮静法など、痛みや不安に配慮した方法も行っていますので、安心してご相談ください。

他院で「抜歯しかない」と言われた歯は、残せる可能性がありますか?

状況によっては、歯を残せる可能性があります。
たとえば、歯の根の先に感染がある場合やヒビが入っている場合でも、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いた精密根管治療によって、歯を保存できるケースがあります。
また、歯ぐきや骨の状態を改善する外科的アプローチ(歯周再生療法など)で、抜歯を回避できる場合もあります。

当院では、「本当に抜歯が必要か」をCTやマイクロスコープを用いて慎重に見極め、可能な限り歯を残す治療方針を大切にしています。
その上で、歯を残す場合・抜く場合それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明し、患者様と一緒に最適な治療方針を決定します。

他院で「抜歯しかない」と言われた方も、あきらめる前に一度ご相談ください。

セラミックはどれくらい保つの?

セラミックは、正しく噛み合わせを整え、定期的にメンテナンスを行えば10年以上持つことも珍しくありません。ただし、歯ぎしりや食いしばりが強い方は、セラミックに負担がかかりやすいため、マウスピースなどでの保護をおすすめしています。
また、セラミックの寿命を左右するのは「治療の精度」です。装着時の接着技術や歯の削り方、使用する接着剤の種類まで、どれも長持ちに関わる重要な要素です。

当院では、
・光学スキャナーによる精密設計
・ラバーダム防湿による確実な接着
・高品質な素材と精密な接着技術で
など、再治療のリスクを最小限にする工程管理を徹底しています。「できるだけ長く、再治療のないセラミック治療を」その想いで、一つひとつの工程を丁寧に行っています。